本日もおつかれっす(__)
2級建築士を3年前に取得した、かぼちゃコロッケです!
今回は現在来年に向けて一級建築士勉強で通う学校を見定めている私が、総合資格と日建学院2校に訪ねて聞いた話をもとに比較してみました!
私は2級建築士の勉強は学科、製図通して日建学院にお世話になりました。
100万円近くの大金を伴う選択なのでどちらも自分をだましているんじゃないかとすごく疑り深くなります。当然ですよね!
総合学院と日建学院どちらにいくか悩んでいる方は、判断する材料にしてみてください!
建築士資格勉強|総合資格
学校数、生徒数共に1級建築士ではトップの予備校です!
お金
一級建築士ストレート合格コース(学科+製図+オプション)125万円+税
一級建築士ストレート合格コース(学科+製図)115万円+税
2月ごろから翌年の資格試験に向けてのコース契約を受け付けており、契約時点でテキストとwebでの勉強が可能になります。
試験の時期が近付くにつれて5~10万円ずつ値段が上がっていくそうなので、早めに契約する方がお得ではありますね。
3月ごろからその年の試験に向けて短期コースが始まるみたいです。
短期コースは約70~80万円+税ほどで5回の対面講義+webでの勉強ができます。
通常のコースだと10月から対面での講義がはじまり計23回程度対面講義があります。
この点を踏まえても総合資格で契約する場合は、早期に契約したほうがお得です!
バックアップ
一貫したコースにおいて学科試験が「不合格」だった場合、製図コース分の35万円+税は翌年度の学科コースに全額移行します。
返ってくるわけではないのでご注意ください!!
学割
学生の場合、学割として5万円の減額があります。
ローン契約
学生のように来年から働くなどの場合、ローンの組み方を変更することができます!
例えば2020年7月に契約した場合でも、手数料がかからずに「2021年5月から通常通りローンの支払いを行う」か「2021年5月から2000円ずつ支払い10月から通常通り支払う」ことができます!
合格率
合格率に関しては、総合資格と日建学院どちらも言われたままに記載するため、良い風に見せるので判断しにくいです。ご了承ください。
分母(受験者数)に縛りを設けるため、合格率%が変動していると考えます。
学科試験の合格率はそれほど変わらないと思います。
令和元年度1級建築士 学科・製図試験 ストレート合格者占有率(全国) 64.6%
令和元年度1級建築士 製図試験 合格者占有率(全国) 59.9%
授業形態
学科試験
総合資格の講義は10月から始まります。
通常週に一回(水曜or日曜(東京なら土曜も))9:00~15:45で行われます。
オプションに入っている人はそこからプラスで2時間勉強します。
総合資格の勉強は対面式の講義です。
わからないことがあったらその場ですぐ質問できる利点があります!
授業は録画されており、授業に参加できなかった人も後からweb上で講義を聴くことができます。
「先生との対話形式のほうがやる気が上がるし毎回講義にも参加する」っていう人にはおすすめです!
製図試験
10人に1人の先生がつく担任制の授業体系です。
大まかなゾーニングを決めた後にスパン割を行うので、マスターできればどんな問題にも柔軟に対応できます。
実践的な製図をしている人にとっては馴染みやすい方法ですが、製図が初めての人は戸惑う方も多いかもです。
建築士勉強ナビ|予備校比較(総合資格・日建学院・TAC)
建築士資格勉強|日建学院
総合資格に次ぐ規模、生徒数の1級建築士予備校です。
お金
1級建築士学科スーパー本科コース(学科+オプション) 74万円+税
1級建築士設計製図本科コース 45万+税
※学科スーパー本科コースを受講し学科試験に「合格」した場合、1級建築士設計製図本科コースは、20万円+税になります!
バックアップ
一貫したコースにおいて「不合格」だった場合、製図試験分の契約料金は返済or次年度へ繰り越しを選ぶことができます。
さらに、次年度の学科勉強が50万円になります!
学割
日建学院では学割で学科コースが74万円+税から65万円+税に減額し、通常5万円かかる事前テキストを無料でもらうことができます。
学生に対する待遇は総合資格より良いです。
ローン契約
ローンは翌年の4月から支払いに変更することが可能ですが、手数料は契約時点からかかるので翌年4月まで2000~3000円支払い続けることになります。
例えば2020年7月に契約した場合、2021年の4月からローンの支払いを開始するが、2020年7月~3月までも手数料として2000~3000円を払う必要がある。
特待生制度
日建学院には特待生制度(AAA)が設けられています。
「講義出席率90%以上」「宿題提出率90%以上」「6月にある模擬試験80%以上」を満たしていた状態で「合格」した場合、次回以降1級建築士以外の資格勉強代金から10万円割引できます!
「講義出席率80%以上」「宿題提出率80%以上」「6月にある模擬試験80%以上」を満たしていた状態で「不合格」だった場合、1級建築士コースにかかった代金を全額返金されます!(通学分の代金のため、約36万円分の返金)
ここにそこまで真面目にやれば不合格にしないという自信が表れています✨
合格率
合格率に関しては、総合資格と日建学院どちらも言われたままに記載するため、良い風に見せるので判断しにくいです。ご了承ください。
分母(受験者数)に縛りを設けるため、合格率%が変動していると考えます。
学科試験の合格率はそれほど変わらないと思います。
平成30年間の合格占有率 57.0%
授業形態
学科試験
日建は映像講義を中心に講義が開かれます。
9~10月ごろにその年のテキストがもらえますが、前年度のテキストが欲しい場合は5万円かかります。(学生は無料)
webでの勉強はプラスの料金はかかりません。
11月から講義が始まり、週に2日(水曜or日曜(or東京は土曜も)+火曜)あります。
水、土、日曜日は9:00~13:10、14:00~16:20。火曜は19:00~21:30。
1級建築士では、午前講義(基礎)→次の夜講義(完全攻略)→次の午後講義(実戦)の順で科目の勉強を行っていきます。
(例えば、12/8午前に基礎→12/10夜に完全攻略→12/15午後に実戦)
すべてが映像講義ではなく、午前は映像講義、午後は対面講義、夜は個人で演習(質問のために先生はいる)という形態です。
映像講義に強く力を入れているので、仕事などの関係で講義を受けるのが難しい方や、講義以外でも家や学校で映像をみて勉強したいという方におすすめです!
製図試験
日建の製図勉強はローテーションで先生が変わります。
自分に適した先生が見つかりやすいですね!
総合資格とは異なり、スパン割からエスキスを進めていく方式で教わります。
様々な計画に対応する力を身に着ける力は身につきにくい印象です……。
一方初めてで製図に関して何もわからない方には、手順通りに進めていくので「合格」を目指しやすい勉強法かなと思います!
建築士勉強ナビ|予備校比較(総合資格・日建学院・TAC)
建築士資格勉強|まとめ
今回は1級建築士を受けるにはどっちがいいのか、総合資格と日建学院を比較してみました!
あえて特徴を分けるとしたら、
◆ローンの支払いを手数料なしで延期できる
◆すべての講義が対面講義で行われる
◆「合格」後も役に立つエスキスの勉強法
⇒向いている人
◆縛られずに1人で黙々勉強をしたい人
◆わからないことをすぐに先生に質問に行きたい人
◆対面での授業のほうがやる気が上がる人
◆学生にも優しい安さとバックアップ
◆特待生制度
◆映像講義への力の入れ方がすごい
◆とにかく「合格」するための製図勉強
⇒向いている人
◆しっかりと型にはまった授業内容をこなして合格したい人
◆とにかく安く通いたい人(学生など)
◆講義と時間が合わず、webの映像講義での勉強が多くなりそうな人
私は「安さとバックアップの強さ」「2級建築士の経験で要領がわかっていること」から日建学院でお世話になろうと思いました!
総合資格は規模的にも長年トップだからこそ、設備やテキスト面でも環境が整っていると聞きます!
金額的に余裕がある方は選択肢に上がるのではないでしょうか!
100万円近くの大金を伴う選択なのでどちらも自分をだましているんじゃないかとすごく疑り深くなります。当然ですよね!
自分に合った予備校をじっくり考えてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました_(._.)_
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